仕手株は仕手集団と呼ばれる一定の組織が、特定の銘柄に対して、大量に売り買いの注文を出して取引が活発に行われているように見せかけて一般の投資家を誘い込んで急騰や急落が起きやすい銘柄のことを指します。仕手集団は株価をコントロールすることで利益を上げていますが、仕手株とされるものは多くの参加者がいるため、それが仕手による売買なのかを判別することが難しいのも特徴です。仕手株とされる銘柄は比較的に安価であり株式市場で売買される株数が多いことが条件になります。一般にはそれが仕手株であるかを判別するのは難しいものですが、仕手株の特徴としては、一定の株価のラインを行き来するボックス相場を形成していることや、過去に銘柄の業績に関係なく、急騰や急落を繰り返しているといったものがあります。ただし、その銘柄の業績などに関係なく急騰や急落が発生するため、読み間違えると大きな損失に繋がるリスクもあり参加するさいには十分に注意する必要があります。

仕手株とされるものとしては消費者金融大手のアイフルがあります。アイフル株価は2006年には5000円台をマークしていましたが、以降は消費者金融の経営環境が悪化し、右肩下がりとなり、2009年には100円を割り込む水準にまで落ち込んでいます。アイフル株価の最安値は2010年の3月18日で、20円であり、2006年の5325円の最高値からすると266分の1にまで落ち込んでいます。一方で現在のアイフル株価は持ち直しの傾向にあり、おおむね400円台をキープしています。ただし、仕手株の銘柄とされることもあり、業績が振るわない状況でも取引が活発に行われており、株価の波が形成されています。